固定費を見直したら月1万7千円以上浮いた話【スマホ・保険・電気の全記録】
はじめに
「節約しなきゃ」と思っても、毎日のランチを我慢するのって、正直しんどいですよね。
でも考えてみてください。
毎日500円のランチを400円に変えても、月2,000円。年間24,000円。
一方、スマホの契約を変えるだけで月7,610円、年間91,320円の節約。
どっちが効率的かは明らかです。
しかも決定的な違いがある。
ランチ節約は毎回の意志力が必要。疲れた日、ストレスがかかった日にすぐ崩れる。
固定費の見直しは一度変えたら毎月自動的に節約が続く。意志力ゼロ。
自分が固定費を見直した結果、合計で月17,610円の削減に成功しました。
今回は、スマホ・保険・電気それぞれの具体的な手順と数字を全部公開します。
固定費 vs 変動費:なぜ固定費から攻めるのか
まず「固定費」と「変動費」の違いを整理します。
固定費:毎月必ず発生するコスト
→ スマホ代・家賃・保険料・電気代・サブスクなど
変動費:月によって変わるコスト
→ 食費・外食・交際費・被服費など
節約と聞くと食費や外食を減らすイメージがありますが、これは変動費の削減。
変動費削減は継続が難しく、リバウンドしやすい。
固定費削減は「仕組みを変える節約」です。
一度手を動かせば、何もしなくても毎月削減効果が続く。コスパが圧倒的に高い。
自分の固定費を洗い出す方法
まずは現状把握から。
やることは簡単で、銀行口座とクレジットカードの明細を1ヶ月分確認するだけ。
「マネーフォワード ME」などの家計簿アプリを使うと、自動で分類してくれるので楽です。
固定費の合計を出して、「本当に必要か?」と一つずつ問い直してみてください。
① スマホ:大手キャリアのまま払い続けた年間コスト
変える前の状況
大手キャリアのまま、月々9,000円払い続けていました。
3年間、つまり324,000円。
「みんなそれが普通やろ」と疑いもしなかった。
正直、どこに何円払ってるかも把握していなかった。
「なんで変えなかったか」心理的ハードル
乗り換えを先延ばしにしていた理由を振り返ると:
- 「手続きが面倒くさそう」:実際はネットで30分もあれば完了
- 「電話が繋がらなくなるかも」:ドコモ・au・ソフトバンクの回線を使うMVNOなら基本的に変わらない
- 「キャリアメールが使えなくなる」:今はGmailがあれば十分
- 「なんかトラブルが起きそう」:実際にトラブルはなかった
後から振り返ると、全部「思い込み」でした。
動かないことで年間7万円以上を損し続けていたわけです。
【比較表】スマホプラン5択:自分に合うのはどれ?
乗り換えを検討するときに調べた主要プランを比較します。
| プラン | 月額(目安) | データ量 | 特徴 | 向いてる人 |
|---|---|---|---|---|
| 大手キャリア(ドコモ等) | 7,000〜10,000円 | 無制限〜 | 安定・サポート充実 | 速度・安定を最優先する人 |
| ahamo(ドコモ) | 2,970円 | 20GB | 手続きはネットのみ | ある程度データを使う人 |
| povo2.0(au) | 0円〜 | トッピング制 | 使った分だけ払う | データ使用量が不規則な人 |
| 楽天モバイル | 1,078〜3,278円 | 3GB〜無制限 | 楽天経済圏の人にお得 | 楽天をよく使う人 |
| 日本通信SIM | 1,390円 | 1GB+70分通話 | 最安水準・ドコモ回線 | Wi-Fi環境が整っている人 |
自分はWi-Fiがある環境で過ごすことが多いので、日本通信SIM「合理的みんなのプラン」を選択。
データ1GBでは足りない月も稀にありますが、追加購入(220円/100MB)で対応しています。
日本通信SIMに乗り換えた手順(全部で1時間かからなかった)
STEP1:MNP予約番号を取得する(5〜10分)
MNP(モバイルナンバーポータビリティ)とは、今の電話番号をそのまま引き継ぐ仕組み。
取得方法:
- ドコモ:My docomoアプリ、または0120-800-000へ電話
- au:My auアプリ、または0077-75470へ電話
- ソフトバンク:My Softbankアプリ、または*5533へ電話
番号を取得すると15桁の予約番号が発行されます。有効期限は15日間。
STEP2:日本通信SIMで申し込む(10〜15分)
- 日本通信SIMの公式サイトにアクセス
- 「合理的みんなのプラン」を選択
- MNP予約番号・名前・住所・支払い方法を入力
- 本人確認書類(免許証またはマイナンバーカード)を写真撮影してアップロード
- 申し込み完了 → SIMカードが2〜3日で届く
STEP3:SIMカードが届いたら開通手続き(15分)
SIMカードが届いたら、同梱の説明書通りに開通手続き。
注意点:SIMを差し替えるのは夜が安心
昼間に手続きすると、開通確認中は電話が使えない時間帯が生じることがある。
夜に手続きすれば、翌朝には普通に使えます。
キャリアメールの引き継ぎについて
「@docomo.ne.jp」などのキャリアメールは、解約後は使えなくなります。
事前にやっておくこと:
- Gmailなどのフリーメールに変更する
- 登録しているサービスのメールアドレスを変更する
- 家族・友人へGmailアドレスを連絡する
自分は解約前に2週間かけて変更作業をしました。
少し手間ですが、これさえ済ませれば後は何も困っていません。
乗り換え結果と正直な感想
| 変更前 | 変更後(日本通信SIM) | |
|---|---|---|
| 月額料金 | 9,000円 | 1,390円 |
| 月の節約額 | — | 7,610円 |
| 年間の節約額 | — | 91,320円 |
正直、もっと早くやればよかった。
3年間大手キャリアを使い続けて324,000円払っていたことを考えると、
この3年間で27万円節約できていた計算になる。
通信速度についての正直なレビュー
良い点:
- 普段の通信(SNS・調べ物・地図)は全く問題ない
- 通話品質もドコモ回線なので安定している
気になる点:
- 昼12時〜13時、夜18時〜20時の混雑時間帯は少し遅くなることがある
- 動画を外で見るのは厳しい(データが1GBしかないのもある)
Wi-Fiのある家・職場が主な環境であれば、全く不満なし。
動画を外でヘビーに見る人には向いていません。
② 保険:20代独身に本当に必要な保険とは
これが固定費削減の中で一番インパクトが大きかったです。
見直し前の状況:月15,000円の内訳
20代で社会人になった頃、保険の営業の方に勧められるままに入りました。
- 終身保険:月6,000円
- 医療保険:月4,500円
- がん保険:月3,000円
- 個人年金保険:月1,500円
- 合計:月15,000円(年間180,000円)
当時は「まあ、保険くらい入っておかないと」という感覚。
内容をちゃんと理解せず、「なんとなく安心」のために払い続けていました。
「保険の本質」を知ったら考えが変わった
お金の勉強をしていて、保険について改めて考えるようになりました。
保険の本質:「起きたら生活が破綻するレベルのリスクだけに備えるもの」
これを聞いて、自分の状況を整理してみると:
- 扶養家族がいない(独身)→ 死んでも誰かが困るわけではない
- 会社員 → 病気になっても傷病手当金が出る(最大18ヶ月)
- 健康保険加入者 → 高額療養費制度で医療費の自己負担に上限がある
「死んでも誰も困らない独身」に、高額な死亡保険は不要。
「高額療養費制度」があるなら、医療保険もそこまで手厚くなくていい。
【コラム】高額療養費制度を知っておく
「保険はいらない」という話をすると必ず「でも入院したら何百万もかかるやろ」と言われます。
でも、日本には高額療養費制度があります。
高額療養費制度とは:1ヶ月の医療費の自己負担に上限を設ける制度
収入によって上限額は変わりますが、一般的な会社員の場合:
| 月収 | 自己負担上限(月) |
|---|---|
| 〜28万円 | 約57,600円 |
| 28〜50万円 | 約80,100円+α |
| 50〜83万円 | 約167,400円+α |
| 83万円以上 | 約252,600円+α |
例えば、300万円の手術を受けたとしても、月収28万円以下なら自己負担は約57,600円。
残りの約299万円は健康保険が負担してくれます。
さらに「限度額適用認定証」を事前に取得しておけば、窓口での支払い自体が上限額に抑えられます。
これを知ると、「民間の医療保険で月4,500円も払う必要があるの?」と思えてくるはず。
保険見直しの判断基準:自分に必要な保険とは
ただし、保険が完全に不要というわけでもありません。
状況によって判断は変わります。
「見直せる可能性が高い」人
- 独身で扶養家族がいない
- 会社員(健康保険・傷病手当あり)
- 20〜30代で持病がない
「慎重に判断が必要」な人
- 配偶者・子供など扶養している家族がいる
- 自営業・フリーランス(傷病手当なし)
- 持病があり、告知が通らないリスクがある
自分が見直した内容
- 終身保険(月6,000円):解約。死亡時の受け取り先がいないため不要と判断
- 医療保険(月4,500円):大幅に内容を縮小(月1,500円の最低限のものに変更)
- がん保険(月3,000円):解約。高額療養費制度でカバーできると判断
- 個人年金保険(月1,500円):解約。利回りが低くNISAの方が効率的と判断
結果:月15,000円 → 約5,000円。月10,000円の削減。年間12万円浮きました。
保険の見直しは個人の状況によって正解が異なります。
無料のFP(ファイナンシャルプランナー)相談を活用するのが一番おすすめ。
プロに相談することで、自分に本当に必要な保険が明確になります。
③ 電気代:乗り換えを実行した話
電力自由化で、電力会社を自由に選べるようになっています。
比較の方法
「電力会社の比較サイト」(エネチェンジ、価格.comのでんきなど)に、
郵便番号と月の使用量を入力するだけで、今より安い会社を一覧で見られます。
自分が試した結果、今の電力会社より月1,200円ほど安い会社が見つかりました。
乗り換えの手順
- 比較サイトで安い会社を選ぶ
- 新しい電力会社のサイトで申し込み(検針票の番号が必要)
- 切り替え完了(工事不要・停電なし)
手続き自体は30分程度。特に難しいことはありませんでした。
結果
月1,200円の削減。年間14,400円の節約。
スマホや保険に比べると地味に見えますが、「何もしなくて毎月1,200円浮き続ける」のは大きい。
乗り換えに30分かけて年間14,400円。時給換算で28,800円以上です。
合計:固定費削減で年間いくら浮いたか
| 項目 | 月の削減額 | 年間の削減額 |
|---|---|---|
| スマホ代(日本通信SIM) | 7,610円 | 91,320円 |
| 保険料(見直し後) | 10,000円 | 120,000円 |
| 電気代(電力会社乗り換え) | 1,200円 | 14,400円 |
| 合計 | 18,810円 | 225,720円 |
月18,810円、年間22万円以上の節約。
この浮いたお金をつみたてNISAに回した場合のシミュレーション:
月18,000円をNISAで運用(年利5%・30年間)
- 積立元本:648万円
- 運用後の資産:約1,500万円以上
固定費削減→NISA積立という流れを作れると、「お金が勝手に育つ」仕組みができます。
よくある質問
Q: 格安SIMに変えると、電話が繋がりにくくなる?
A: 日本通信SIMはドコモの回線を使っているため、ドコモと同じエリアがカバーされています。普通の通話・通信で困ることはほぼありません。混雑時間帯(昼・夕方)に速度低下を感じることはありますが、SNSや地図程度なら問題ないレベルです。
Q: 保険を全部やめても大丈夫?
A: 「全部やめる」はリスクが高い可能性があります。特に持病がある人、扶養家族がいる人は慎重に。まずは「本当に必要な保険かどうか」を見直すことが大事で、一括解約ではなく、一つひとつ判断することをおすすめします。無料のFP相談を活用してください。
Q: 電気代の乗り換えで失敗したことは?
A: 自分が乗り換えた際の失敗はほぼなかったです。ただし、新電力会社の中には経営が安定していないところもあり、倒産リスクがある。大手(東京電力・関西電力系など)の自由化プランか、比較的規模の大きい新電力会社を選ぶのが安心です。
Q: 固定費削減以外にまずやるべきことは?
A: 固定費削減と並行して「支出の全体像を把握すること」が大事です。家計簿アプリ(マネーフォワード MEなど)を使って、1ヶ月の収支を可視化してみてください。「どこに何円使っているか」が見えるだけで、節約の優先順位がはっきりします。
Q: 格安SIMはどのプランが一番おすすめ?
A: 使い方によります。外でほとんどデータを使わない人は日本通信SIM、データをある程度使いたい人はahamo(月20GB・2,970円)が使いやすい。楽天市場をよく使う人は楽天モバイルでポイントが貯まりやすい。「自分がどれくらいデータを使うか」を1ヶ月計測してから決めると後悔が少ないです。
免責事項
本記事は管理人個人の体験に基づくものです。
保険の見直しは個人の状況により判断が異なります。専門的なアドバイスについては、ファイナンシャルプランナー等の専門家にご相談ください。
通信サービス・電力会社の料金は変更される場合があります。最新情報は各社公式サイトをご確認ください。
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